私は早期退職してフリーランスとなり
海外移住をしようと考えています。
海外駐在を10年以上経験し、
そういう考えに至りました。
4か国での駐在経験から
海外移住する際には
忘れがちだけど忘れてはならない
基本的準備があると思います。
これを念頭にいれて準備をしないと、
海外移住後、移住先での生活を
楽しむことができなくなる
とても重要な準備です。
今回は、私の駐在経験から、
インフラの違いから考えた、
海外移住や海外駐在をする際に
日本から準備して持っていく
必需品と不要品
について紹介します。
忘れがちな準備
まず、海外移住先と日本では、
どの国に行っても基本的に以下が
大きく異なります。
①インフラ(水道、電気、通信、交通)
②気候
③医療
④言語
⑤文化
この中で、移住先の暮らしに
大きな影響を与える要因の一つなのに、
最も事前準備を忘れがちなのが
①のインフラの違いに対する準備です。
行ったことのない外国のインフラの違いを
具体的に想像できないからです。
しかし、
この影響を事前に調べて準備をしないと、
移住後大きなストレスになります。
マネルの経験を元に以下に詳しく説明します。
水の違い
日本は軟水ですが、欧米の多くの場所は硬水です。
この水によって、日常生活に違いが生まれてきます。
硬水の特徴:
・マグネシウムイオンと
カルシウムイオンが多い。
・石鹸が泡立ちにくい。
・雑味あり。
・ミネラル補給になる。
・肌や毛髪にダメージを与えやすい。
軟水の特徴:
・マグネシウムイオンと
カルシウムイオンが少ない。
・雑味がないので料理に向いている。
<洗浄剤>
石鹸、シャンプー等の洗浄剤は、
水と一緒に使いますので、
移住先が軟水なのか硬水なのかを
知っておく必要あります。
軟水の国なら日本で使い慣れたものを
持ってゆくのが良いと思います。
硬水の国だと、
使い慣れたものを持って行っても
泡立ちが悪く機能を発揮できません。
現地で自分に合うものを選ぶのが賢明です。
<飲料水>
飲料水は、水道水を飲める国と
ペットボトルの水しか飲めない国に別れます。
水道水が飲める国は、ブリタなどの
浄水フィルターを持ってゆくと重宝します。
電気の違い
日本は電圧100Vですが、
外国は100Vから240Vまで様々です。
100Vしか使えない家電を持っていく場合は、
日本を立つ前に変圧器を購入しましょう。
メルカリで中古品がたくさん出品されて
いますので、利用するとよいと思います。
<携帯、ノートPC>
携帯やノートPC等は世界中の国で使える
ように変圧器が内臓されていて、
100Vから240Vまでどんな電圧でも動く
ようになっていますので変圧器不要です。
<照明器具、炊飯器>
照明器具は、通常変圧器は内臓されておらず
外付けの変圧器を使用する必要があります。
また、日本人が絶対に食べたいお米を炊く
炊飯器は、外国には良いものが売っていない
ので日本から持っていくことをお勧めします。
この炊飯器も変圧器内臓のものは、
価格が非常に高いです。日本で使っている
ものを変圧機で動かすのが得策だと思います。
変圧器は、メルカリ等のフリマで入手可能です。
<電源コンセント形状>
電源コンセント形状も国によって違います。
ネットで調べれば、移住先の国でどういう
ものが使われているか大体わかりますので、
その国のコンセント形状に変換できる
アジャスターを購入して持ってゆく必要があります。
一つで殆どのコンセント形状に対応する物も
ありますので、汎用性の高いアジャスターを
購入することをお勧めします。
アマゾン、楽天で購入できます。
通信の違い
<携帯電話>
携帯電話に関しては、
お持ちの携帯がSIMフリーであれば、
現地でSIMを購入して使うことができます。
SIMの種類に関しては色々ありますが、
長期で使用するなら現地のコスパの良い
SIMを購入するのが一番良いでしょう。
駐在の方は、
会社が手配してくれる場合もあるでしょう。
<TV>
TVに関しては、日本と現地の通信方式が
同じか確認しておく必要があります。
一般的に日本のTVは外国の地上波には
対応していませんので映りません。
(ケーブルテレビなら映る場合あり。)
日本でアマゾンプライムやTverを使っている
方も多いと思います。
これらは日本国外で見ることはできません。
見たい場合は、日本のIPアドレスから
サイトに入る必要があります。
日本のIPアドレスは使用料を支払って
購入することになります。
購入できるサイトを2つ紹介します。
見れることは、私が検証済です。
(’22/11月時点)
外部リンク
交通の違い
<運転免許>
交通インフラやルールは国によって違います。
従って、運転免許もその国に認められたもの
を取得する必要があります。
まずは日本の国際免許証を取得し
現地に持って行って、をれをベースにして
現地の運転免許を取得します。
国によっては現地の筆記試験
(現地交通インフラ、ルールの理解を判定)
を受けパスしないと免許がもらえない
国もあります。
(アメリカ ミシガン州はそうでした)。
この場合、試験は日本語ではありませんので、
試験問題が読める語学力が必要になります。
その他の違いに対する準備
先に挙げた②気候③医療④言語⑤文化も
移住先の暮らしに大きな影響を与えます。
気候面は、服、物や食品の保存、
肌の状態に影響を与えます。
医療面は、保険制度が違うので、
現地保険への加入が必要です。
また、持病がある方は、日本から薬の
処方箋(英語)を持っていく必要ありです。
また、移住先によって、
予防注射が必要になります。
言語面は、
勉強してから移住するのがベストですが、
無理ならば、
現地で勉強できるスクールを調べたり、
判らない言葉を調べることができる
電子辞書などを準備する必要があります。
文化面は、
ネットでマナーや生活習慣を事前に調べ、
移住先でタブーを侵さないぐらいの準備は必要です。
私はサラリーマンを早期退職したら、
海外移住を暫く楽しむつもりです。
しっかり準備して、ストレスフリーな
フリーランス海外移住生活を
送りたいと思っています。
皆さんにも参考になれば幸いです。
他にも、海外移住に関連する情報を
記事にしています。興味があったら
参考にしてください。
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