早期退職後の収入源と退職前に必要な貯蓄額

サラリーマンを早期退職する人は、
退職後に自分が望む生活をするために
何らかの方法で収入を得ることが必要です。

私の場合は、サラリーマンを早期退職する
ための年収目標を777万円に設定しています。

(目標年収777万円の理由は、→こちら

この記事は、
早期退職後に欲しい年収額を確保する
方法を検討している人の以下のような
質問に答えることを目指します。

①サラリーマン早期退職後の収入源には
 どんなものがあるか?
②収入源の一つとなる投資の
 資金額はいくらぐらい必要か?

皆さんも、自分の早期退職後の目標年収を
達成するための収入源を一緒に検討しましょう。

早期退職後の収入源 フリーランスと投資

サラリーマン早期退職後の収入を得るための
選択肢は以下の3つのどれかになることです。

有名な’金持ち父さん、貧乏父さん’にも
紹介されています。
(サラリーマンからの卒業を想定しています
ので、サラリーマンは含めません。)

1.フリーランサー(自営業者)
2.インベスター(投資家)
3.ビジネスオーナー(起業者)

私の場合は、
サラリーマン早期退職後は年収777万円で
時間と場所に拘束されない
自由な生活を送りたいと考えています。

従って、大きな収入は期待できるが、
時間や場所の拘束が強い3だけを除外し、
フリーランスと投資を合わせて
年収777万円を確保することを目指します。

1.フリーランス(個人事業)で稼ぐ
2.サラリーマンの給与で貯めた資金
  を投資して稼ぐ(年利4%分が収入源)

フリーランスと投資に加えて、
マイクロ法人を作って起業し、
3つとも実施して節税額を最大化するという
スキームもあるのですが、最初から3つとも
実施するのは難しいです。

まずはフリーランスと投資で始め、
フリーランスが起動にのってから
マイクロ法人起業に進むのが良いと
考えています。

次に、フリーランスと投資を選択する場合の
収入ポートフォーリオを具体的に
設計していきます。

サラリーマン早期退職後のフリーランスと
早期退職前に貯めた投資資金による
収入ポートフォーリオの作り方を紹介します。

手順1.フリーランス業種と稼げる金額の見積もり

まず、
自分はフリーランスで何をやって
どれぐらい稼げるかを見積もります。

フリーランスで稼ぐ方法には色々あります。

・飲食店
・小売店
・開業医
・不動産賃貸業
・理容、美容事業
・物販
・YouTuber
・動画編集
・webデザイナー
・webライター
・アフィリエイト/アドセンス
・デジタルコンテンツ販売 
etc.

このうち、
自分の興味と経験と能力を元に
稼げそうな職種を絞って行きます。

私の目標である 
`自由に世界を旅して楽しむ’
と相性がよく(旅をしていてもできる)、
初期投資が安価で貯めたお金を使わなくて済み、
私の経験や能力でできそうな個人事業は、

・アフィリエイト/アドセンス
・webライター
・物販
・不動産賃貸業
(実施中)

です。

アフィリエイト/アドセンスやwebライターで
いくら収入が得られるかは
やってみないとわかりませんが、
インターネットで色々調べると、
月収10万円は頑張れば何とかなると思います。

物販は、海外旅行と相性が良いと思います。
海外と日本との市場価格差があり、
且つ、競合のないものを調べて頑張れば、
こちらも月収10万円は行けそうです。

不動産賃貸業は、
現在賃貸用マンションを1つ所有しており、
毎月12.5万円の収入があります。

更に、海外移住すれば現在の持ち家を
賃貸することができます。
持ち家のスペックから見積もると、
月収約10万円を稼ぐことができそうです。

以上まとめると、私の場合は
フリーランスで年収522.5万円です。

このように、皆さんも自分で
フリーランスのポートフォリオを
作って稼げる金額を見積もってください。

収入ポートフォーリオ   月収      年収   
アフィリエイト/アドセンス 
Webライター
10万円120万円
物販10万円120万円
不動産賃貸12.5万円162.5万円
持ち家賃貸(海外移住の場合)10万円120万円
合計42.5万円522.5万円
私の目標収入64.75万円777万円

フリーランス収入では足りない分は
投資で賄います。
必要な投資資金額を次に計算します。

手順2.投資に必要な元本の見積もり

私のフリーランスの収入は、
年収522.5万円(海外移住の場合)
目標収入の年収777万円に対して、
残り年収約254.5万円
(=777万円ー522.5万円)

この分をサラリーマンで貯めたお金を
投資してまかなえれば、
サラリーマンを早期退職することができます。

これで収入ポートフォーリオ完成です。

       収入ポートフォーリオ                  年収         
   アフィリエイト、アドセンス、Webライター         120万円
           物販               120万円
        マンション賃貸       162.5万円
       持ち家賃貸(海外移住)          120万円
       投資(株、外貨預金 等)       254.5万円

退職前に必要な貯蓄額

最後に、
投資で賄う年収を稼ぐのに必要な
投資資金の金額を見積もります。

よく言われる4%ルールを適用すると、
(投資元本の年利4%分のみ使い元本維持)
投資で年収の必要分を稼ぎ出すには、
投資資金元本はその年収必要分の25倍の
金額が必要です。

その投資資金元本を貯めたら
サラリーマンを卒業することができます。

私の場合で計算すると、
投資で年収254.5万円が必要なので
投資資金元本は、6375万円必要です。

私が今まで貯めてきた投資資金は
約3500万円です。

サラリーマン早期退職時の退職金からは
500万円を投資資金に回すとして、
投資資金は併せて4000万円確保できています。

6375万円の投資資金を作るには、
6375万円ー4000万円=2375万円
となり、残り2375万円を貯めたら
サラリーマンを卒業できることになります。

まとめ:早期退職を実現するために


サラリーマン退職後の人生は
遅かれ早かれ誰にでもやってきます。

皆さんも今から、
・サラリーマン早期退職後の収入源の検討
・必要投資資金額の見積もり
を実施して、自分のサラリーマン卒業までの
道程を具体的にイメージしてみてください。

そうすれば、きっと、定年を待たずに
サラリーマンを早期退職できるはずです。