早期退職のための収入ポートフォーリオの作り方

サラリーマンが資金を貯める方法

サラリーマンを早期退職をして
自由な生活を目指すには、
退職後に投資などの不労所得で
生活してゆけるように
充分な資金を貯める必要があります。

サラリーマンが資金を貯める方法は、
以下の3つに分けられます。

1.労働で収入を増やす
  給与を増やす
  副業で収入源を増やす

2.稼いだ資金を守る  
  節約
  節税 
 
3.投資で増やす 
 ・株式、ETF投資
 ・債権投資
 ・不動産投資
 ・仮想通貨投資
 ・コモディティ投資
 ・海外銀行外貨預金
 ・個人年金(iDeCo以外)
 ・iDeCo

資金を早く確実に貯めるためには、
自分のおかれている環境、状況に合わせ、
以下の3つのポートフォーリオを
最適設計することが必要です。

1.収入ポートフォーリオ
2.節約節税ポートフォーリオ
3.投資ポートフォーリオ

この記事ではまず、
1.収入ポートフォーリオの作り方
として、サラリーマンをやりながら
より多くの収入を早く得るための具体的方法
について、私の実践経験
を元に紹介したいと思います。

この記事を読むと、
サラリーマンの方がどのようにすれば
現在より収入を大幅に増やし、
経済的自立→早期退職に近づくことが
できるのかの選択支を増やすことが
できると思いますので、是非最後まで
読んでみてください。

給与以外の収入ポートフォーリオを加える 

サラリーマンの収入の柱は、
まず第一に給与です。
しかし、これだけでは必要な資金を
貯めるには何十年もかかってしまいます。

資金を貯めるスピードを倍増させる
方法として、私の経験からご紹介したいのが
給与を増やす→海外赴任をすることと、
サラリーマンの就業時間以外の時間に
副業を実施することです。

この海外赴任と副業を組み合わせれば
資金が貯まるスピードを2倍以上にする
ことが可能になります。

私の体験も含めて、以下に詳しく
紹介します。

1.儲かる!海外赴任

私は4回の海外赴任を経験しています。
欧米、そしてアジアに赴任しました。
海外旅行をされた方は、
感じたことがあるかとと思いますが、
海外赴任で異文化を体験したことは、
とても刺激的でエキサイティングな
忘れられない経験です。

それだけでも充分、チャレンジする価値は
あると思いますが、今回は経済的自立への
ブースターとして海外赴任がどれほど役立つ
か経験を踏まえてご紹介します。

(1)赴任手当

私が勤めている会社では、
赴任前と赴任後の両方、赴任手当が貰えます。
どちらも給料の手取り一か月分ほどの額で、
赴任前は円、赴任後は現地通貨で
支給されます。

赴任に際しては色々購入するものがあり、
それに使用する目的で支給されるお金ですが、
節約すれば、半分以上残すことは可能です。

(2)別居に伴う手当

海外赴任の場合、
赴任者自身がまず単身で現地に入り、
家族のための住居を探して、
準備が整ったら家族を呼ぶことになります。

その単身赴任の期間は、
日本と赴任先の2か所に分かれて
家族が暮らすことになるので、
生計費がかさみます。
その分が別居に伴う手当として支給されます。

これは、単身赴任が続く限り続きます。
もし、家族を赴任先に呼ばず、
任期の数年間単身で過ごすならば、
年に百万円以上の手当が入ることになります。

(3)生活苦難に対する手当

特にアジア諸国等、日本と比べて
生活水準が低い国に赴任すると、
その苦難苦痛を補うために手当が頂けます。

各国での生活の苦難の大きさによって、
手当の額が変わるのが普通です。

私の経験では、赴任すると
現地の生活水準にある程度なじんでしまい、
特に苦痛も感じなくなってくるため、
そのお金は丸々貯蓄に回すことができます。

上記、(1)(2)(3)だけで、
私の場合年収が1.3倍以上になりました。
経済的メリットはこれだけではありません。

(4)投資益の節税

日本では、上場株式の譲渡益に、
約20%課税されます。

例えば、
株式が値上がりして譲渡益100万円の場合、
約20万円は税金に取られてしまいます。

ところが、
海外赴任して日本国非居住者になると、
赴任先国の課税法に従うことになります。

海外赴任の場合は、
赴任先国家の就労ビザを取りますので、
単身赴任で国内の持ち家に
家族が残留していても、
本人は日本国非居住者扱いです。

日本の株式譲渡益に対する課税率は
非常に高く、大概の国では、
税金が安くなり得をすることになります。

特にシンガポールのような
タックスヘイブン国家では、
株式譲渡益には課税されない国もあるので、
その場合大きな恩恵を受けることになります。

但し、証券会社によって、
海外赴任者の株式売買を
禁止している場合があるので、
証券会社に確認が必要です。

現地の証券会社で証券口座を開く
という手もあります。

2.副業の選択

副業は、会社の規定で禁止されている
ところもあると思いますが、
不動産賃貸業は投資に近いものなので
許している会社も多いと思います。

また、物販、アフィリエイトなど
在宅ワークでできるものは、白色申告して
住民税を普通徴収として自分で納めれば
会社にばれることはないと思います。
(普通徴収を認めていない自治体も
あるようなので事前確認は必要です)

サラリーマンにできる副業として
以下のようなものが挙げられます。

・不動産賃貸業
・物販
・アフィリエイト/アドセンス
・webライター
・webデザイナー
・YouTuber
・動画編集
・デジタルコンテンツ販売 
etc.

このうち、
自分の興味と経験と能力を元に
稼げそうな職種を絞ります。
サラリーマン早期退職後も続けられるものを
選択するべきでしょう。

(1)不動産賃貸業

私はサラリーマンをしているとき
個人事業(フリーランス)を開業し、
不動産賃貸業を実施していました。

不動産賃貸業は、サラリーマン退職後も
安定収入の柱になってくれる心強い
収入源です。サラリーマンの給与で
種銭をつくり、小さくても良いので
一つ不動産を取得し開業しておきたい
事業です。

サラリーマンならば、
ローンを組むことも可能なので
退職までに完済できるように
ローンを組んで購入すればよいと思います。

この不動産賃貸業事業に、更に
アフィリエイト/アドセンス、
物販、webライターを加えるため、
勉強しながら開始の準備を進めました。

これらは、勉強は必要ですが、
特に特殊な専門知識やスキルが無くても
少額なら稼ぐことができると思います。

webデザイナー、YouTuber、動画編集、
デジタルコンテンツ販売は、
参入人口は非常に多いですが、
人より優れたスキルがあり競争力がないと
稼ぐことはできない事業だと思っています。
従って、私の場合、参入は今のところ
考えていません。

専門的な知識やスキルをお持ちの方なら、
参入する価値がある副業だと思います。

(2)物販

物販については、
メルカリ物販からはじめました。
最初は細々と、
日本のAmazonやメルカリでの売価差が
大きいものを、赴任先からの一時帰国前に
購入して日本へ持ち帰り
それらを販売してみて、
どういう商品が収益を得やすいかを
勉強していきました。

日本と現地で価格差がある商品は、
探してみると結構見つかります。

競合の少ないブルーオーシャン商品を
いくつか探せば月に数万円を稼ぐ
のはそう難しくはありません。

サラリーマン卒業後も海外旅行しながら
利益率の高い商品を選んで続けて
いくことができると思います。

好きな海外旅行をしながら、
各国の魅力的な物品を日本に紹介して、
収益も得られるならこれほど楽しい仕事はありません。

(3)アフィリエイト/アドセンス

アフィリエイト/アドセンスは、
ブログで収益があげられるように
今も鋭意努力中です。

自分が良いと思った商品を色々調べて
他の人に紹介することは楽しいですし、
それが購入されて自分に収益が入る
ビジネスモデルはやる気が出ます。

私の場合、wordpressの使い方など
システムを理解するのに悪戦苦闘して
いますが、ブログや書籍など勉強材料は
豊富にあるので、あきらめずに
やり続ければ少しづつ収益を
上げられるようになると楽観しています。

(4)Webライター

webライターについては、
クラウドファンディングとランサーズで、
初心者向けのライティングの仕事を
探してみるとたくさん募集が出てきます。

当たり前ですが、
予備知識不要で簡単にできそうなものほど、
収益が低く競争も非常に激しいので、
ライティングのスキルだけで稼ぐのは
難しいと思っています。

ライティングのスキル×自分の得意分野
の仕事を見つけて、楽しみながら少しだけ 
稼ぐことができれば良いと思っています。

まとめ

以上のように、
海外赴任で各種手当を有効利用したり
自分の属性に合った副業を選び、
そこから収入が得られるようになれば、
資金を貯めるスピードが格段に上がり
サラリーマンを早期退職できます。

私の場合は、
海外赴任でためたお金で不動産を購入し、
不動産賃貸業の収入を柱、物販を補助として
サラリーマンを卒業しました。

今後はアフィリエイトやwebライターも
自由な生活を邪魔せず、楽しめる程度で
補助収入に加えていこうと思っています。

皆さんも海外赴任や副業を検討し、
自分に最適な収入ポートフォーリオを
作ってサラリーマン卒業を目指してみてください。

次は、2.稼いだ資金を守るための
資金を守る節約節税ポートフォーリオ
に続きます。

London