早期退職のために活用すべき会社内制度(資産形成、スキルアップ)

私は、サラリーマンをしている時期を
経済的に自立し、自分の人生目標を実現する
ための一つのステップだと考えています。

サラリーマンで必要なことを最速で吸収し、
経済的に自立できる目途がつけて、
サラリーマンを卒業(早期退職)しました。

経済的自立には、様々な準備が必要です。
これらを準備するために不可欠なのが、
会社のいろいろな制度です。

会社によって、
制度の違いはありますが、
中企業以上なら、利用価値のある制度が
たくさんあると思います。

今回の記事では、私の実体験を通して、
サラリーマンを卒業(早期退職)
するために活用すべき会社内制度
を紹介します。

会社内制度の目的

会社内には、社員のスキルアップや
生活をサポートするためのいろいろな制度が
用意されています。

会社が善意で設けているわけではなく、
その会社を社員にとって魅力的にし
良い人材に入ってもらい、
長く働いてもらうために
戦略的に準備しているものです。

しかし、大勢が利用すればそれだけ多くの
コストがかかりますから、
積極的に紹介していないものもあります。

サラリーマン側としては、
使える権利があるのですから
どんな制度があるのか徹底的に調べて、
最大限利用したいものです。

それらの制度の中には、
皮肉にも、サラリーマン卒業のための
経済的自立を加速させるのに役立つものも
たくさんあります。

私の場合を例に具体例を紹介します。

サラリーマン早期退職に役立つ会社制度

私は、フリーランスで場所と時間に
縛られず生活し、世界を体験することを
人生目標としています。
その目標を達成するためには、

①生活資金の貯蓄
②投資で稼ぐための資産、資金準備
③フリーランスで稼ぐための能力習得

などを準備する必要があります。

それぞれに役立つ会社制度を紹介します。

生活資金の貯蓄に役立つ会社制度

生活資金の貯蓄に役立つ制度として、
以下のような預金があります。

①社内積立預金
②社内保険積立預金
③組合預金

私の会社ではこれらは60歳を超えると
一時金或いは年金として使えるようになる
積み立て預金です。

主幹の団体が
会社、社内保険、業界組合と別々なだけで
しくみは似たような仕組みです。

それぞれ、月々の積立額上限があるので、
3つを利用すると、月々にかなりの額を
積み立てることができます。

年利率実績は1%を超えていて、
市中の定期預金と比べると数倍お得です。

投資に役立つ会社制度

投資で稼ぐための資産、資金準備 に役立つ
会社制度には以下のようなものがあります。

①住宅財形
②持ち株会
③確定拠出年金

①は住宅購入目的の積立預金です。
サラリーマン早期退職には、
自分の不動産を持つことが必須条件です。
不動産は投資にも生活にも使える
便利な資産です。

住宅財形は、不動産購入資金を効率よく
貯めることができます。

②は、自分の勤めている会社の株式を
積立購入する制度です。

会社が5%程度の購入補助金をだして
くれるので、何もしなくても5%利益
が保証されているようなもので、
凄くお得です。

もちろん、株価の上下はありますので、
そのリスクは判ったうえで投資する費用
があります。

③確定拠出年金は、皆さんご存じだと
思いますが、会社がお金を拠出して
自分の選択した投資商品に投資する
制度です。自分の資金(上限あり)を
追加投資することもできます。

利益は非課税なので、上がっている
投資商品を売って利確をし、
他の上がりそうな商品に切り替えても
税金はかかりません。
切り替えに関する手数料もほぼ掛かりません。

私は、米国株インデックスに投資して
順調に資産が増えました。

サラリーマンを卒業後も、
iDeCoに資産を移して引き続き
運用することができます。
(私もそうしています)

フリーランスで稼ぐための能力習得

フリーランスで稼ぐための能力習得に
役立つ会社制度もたくさんあります。

①語学研修 英語他
②海外赴任研修
③転進支援
④その他 自己啓発

①語学は、私のようにフリーランスで
海外生活を目標にしている人には、必須です。
英語だけでなく、中国語やその他の語学にも
補助が出ますので、是非利用したいものです。

英語の効能については、こちらを参照してください。

内部リンク→会社の英語教育活用のすすめ

②海外赴任は確実にサラリーマン卒業を
加速させます。給与も増え、語学も身につき、
好きな場所で一人でやっていける自信を
身に着けることができます。

また、海外赴任にまつわるいろいろな
研修(プレゼン、交渉等)で自分の能力を
高めることができます。
詳しくはこちらを参照してください。

内部リンク→ 早期退職には海外赴任が最短コースな理由と海外赴任する方法!

③転進支援は、早期退職の支援制度です。
他社への転職にも使えるし、
サラリーマン卒業にも利用できます。
詳しくはこちらを参照してください。

内部リンク→早期退職制度活用のすすめ

④そのほか、自己啓発としてウェビナー
や外部セミナーも会社の業務と絡めて
会社の経費で受講することができます。

私の場合は、マーケティングや会計知識など
フリーランスで稼ぐのに必要な知識を
つけることができました。

まとめ

上記で紹介してきたように、
サラリーマン卒業後を睨んで
戦略的に個人の能力を高めれば、
抜群のコスパでサラリーマン卒業の準備を
完了することができます。

会社に入ったら(会社を選ぶときも)、
会社の制度を詳しく調べ、
・どの制度を利用し、
・どういう状態を出口として
・何年をその会社で過ごすのか
を明確にして勤めることが大切です。

皆さんの参考になれば幸いです。

サラリーマン卒業(早期退職)のすすめ
早期退職のための 
 
社内英語教育制度活用のすすめ
早期退職制度活用のすすめ
早期退職のための 
 海外赴任のすすめ